2019/09/24
文教大学では9月6日と13日の2日間、教育学部の平正人准教授のゼミナールに所属する3・4年生18人が、埼玉県越谷市立新栄中学校でビブリオバトルのサポート活動を実施した。ビブリオバトルは、参加者がお勧めの本を紹介し合い、もっとも読みたいと思う本を投票で決める書評ゲーム。今回は、新栄中の2年生4クラス(計122 人)がビブリオバトルを体験した。
平ゼミナールでは、埼玉県や福島県の小学校や高校でビブリオバトルのサポート活動を展開しているが、中学校で活動するのは今回が初めてであり、平ゼミナールを卒業した同中学校勤務の教員がこのような機会を提供した。2日間のサポート活動を終えて、新栄中学校の校長から、普段はおとなしい生徒たちが身を乗り出してお勧めの本を紹介する姿や、クラスメートの本の紹介に熱心に耳を傾けている様子が見受けられたことがとても印象的であったという感謝の言葉をうけて、学生たちはみな満足そうな様子であった。平ゼミナールでは、将来教員を希望する学生たちが大学の4年間にビブリオバトルの経験を身につけ、近い将来学校現場でビブリオバトルを導入する橋渡しを担うことを期待して、今後もビブリオバトルのサポート活動を継続していくという。
(文教大学HP:https://www.bunkyo.ac.jp/news/event/20190917-03.html)