2019/09/12
東京理科大学は8月31日、葛飾キャンパスにて同大学教育支援機構理数教育研究センターと基礎工学部生物工学科による「高校生のためのサイエンスプログラム-あなたも1日大学生-」を開催した。これは、高校生に世の中にある様々な事象を扱う研究に目を向ける機会を提供し、大学での「学び」を体験するプログラムで、参加した高校生たちが、自ら体感した分野の「なぜ?」に触れ、今後の進路選択の材料、ヒントを見つけてもらうことを目指して実施。今回は、『医と食の発展を目指した生物と化学の融合研究を学ぶ!』というタイトルで、基礎工学部生物工学科の4研究室を中心に講義や実験を体験するプログラムが行われた。
プログラムの内容は、①「基礎から最先端まで、免疫がスッキリ分かる1コマを体験しよう」(西山千春教授)、②「香りの成分とアミノ酸を結合させたら何が起こるのか?」(堀戸重臣教授)、③「植物の遺伝子組換え技術について学ぶ!」(有村源一郎教授)、④「動物の発生を観察しよう」(宮川信一准教授)。参加者からは、「オープンキャンパスでは体験できないような実験や研究室内部を見ることができて、参加して本当に良かったです」などの感想が寄せられた。
同大学は、2019年度中に神楽坂キャンパス、野田キャンパスでも同様のサイエンスプログラムを実施予定。
(東京理科大学HP:https://www.tus.ac.jp/today/archive/20190902001.html)