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　京都光華女子大学では、「京都の医療的ケアを考える会『kick』」の協力のもと、医療的ケアを受けて生活している子どもたちとその家族を同大学に招き、話を聞いたり触れ合ったりすることによって、障害を持つ人だけではなく、すべての人が生きやすい社会について考えるプロジェクトを開催した。

　今回の企画を立案、主催したのは、同大学の学生団体「レインボープロジェクト」のメンバーたち。レインボープロジェクトは、学科の枠を越えた学生が集まり、互いの学びを深め合い、多角的な物事の見方を身につけて、すべての人が生き生きとした人生を送ることができる社会について考え活動している。今回のプロジェクトは、同大学内の学生・教職員対象に開かれ、家族や看護婦が日常的に行っている経管栄養注入やたんの吸引などの医療的ケアを受けている子どもたちが参加した。