2019/06/06
明星大学の5月24日付ホームページによると、米国で180年の歴史を持つ総合教養大学「ハイラムカレッジ」(オハイオ州)の、カーステン・パーキンソン先生率いる約20名の学生が3週間の日本研修旅行の最終日である5月6日に明星大学日本文化学科を訪問。同学科の学生とともに日本文化合同研究会を開催した。
まず、ハイラムカレッジの学生たちは資料図書館で日本文化学科が所蔵する浮世絵や版木などを見学。同学科の学生たちは担当した資料について英語で解説した。このあと、村田沙耶香の小説『コンビニ人間』の読書会が開かれた。日米の学生がこの作品を事前に読み、自分たちの感想を述べ合った。また、双方の国の文化についても発表。日本の学生側からは、「オタクと経済」「日本のジェンダー問題」などのテーマで日本の文化・社会を紹介した。
日本文化を学ぶ明星大学の学生たちにとっては、日本文化を国際的に発信する機会になるとともに、言葉の壁を乗り越えて友好を深める機会になったようだ。