2019/05/28
神戸市外国語大学は、来る6月6日、同大学キャンパスにて、講演会「AIに負けない 自然な日英翻訳のための翻訳ワークショップ」を開催する。
このところ、外国人観光客の増加やビジネスのグローバル化に伴って外国語、とりわけ英語翻訳のニーズが高まっている。そのニーズに応えるツールとして、AIを使ったMT(機械翻訳)が注目されているが、訳文の正確さや品質の点などで現状ではまだいくつかの課題が残されているようだ。そのようなAIを使ったMT(機械翻訳)が抱える課題もふまえると、正確なニュアンスが伝わり、かつ海外の企業や外国人観光客にとって自然で分かりやすい文章を作るには、機械的な言葉の置き換えではなく、人間自身が状況や文脈を理解したうえでの翻訳が必要になってくる。今回の講演会では、その状況や文脈に大きく左右される英語の冠詞の使い方や、プロの翻訳者でも間違えそうな前置詞の直訳について解説し、さらにグループワークを通じて理解を深めていく。
講演会「AIに負けない 自然な日英翻訳のための翻訳ワークショップ」
日時:2019年6月6日(木曜)12時45分~14時15分
場所:神戸市外国語大学 第2学舎2階505教室
講師:ブライアン・ダルトン氏(株式会社アビリティ・インタービジネス・ソリューションズ)、参加費:無料
申し込み:不要(当日、直接会場へ)
問い合わせ:神戸市外国語大学 研究所グループ(Tel078-794-8177)。
(神戸市外国語大学HP:http://www.kobe-cufs.ac.jp/about/contribution/lectures/seminar/shouhei20190606.html)