2019/03/14
獨協大では、「高大連携協定」を締結する埼玉県立岩槻高校国際文化科の生徒72名が同大を訪れ、同大外国語学部英語学科・浅岡千利世教授のゼミ生を中心とした16名の学生たちによる「異文化セミナー」を受講した。
この取り組みは、同大と岩槻高が締結する高大連携協定に基づいて、1月9日に行われた。高大連携協定は、高校・大学相互の教育に係る交流・連携を通じて、学習意欲を高めることや主体的な学習態度の育成に資することを目的としている。同大が高大連携協定により授業を行うことは、今回が初めての取り組み。
セミナーは「世界の貧困」というテーマで行われ、グループに分かれて学習を進めた。講師を務めたゼミ生らは、事前に用意した資料や教室内のホワイトボードを使って、「貧困とはどのようなことか」について、英語と日本語の両方で岩槻高の生徒たちとディスカッション。さらに、貧困が生じる理由について検討しながら、グループ内の意見を共有する「マインドマップ」と呼ばれる概念図やポスターを両者が合同で完成させた。