2019/01/24
甲南大と 大阪国際がんセンターと奈良先端科学技術大学院大は、「漫才ロボット(あいちゃんとゴン太の2体)」による笑いの実証研究を大阪国際がんセンターにて実施する。
この実証研究は、これまで甲南大学で研究開発を行ってきた漫才台本自動生成機能を有する漫才ロボットが、 がん患者を楽しませることが可能かを、ビデオ動画笑顔認識と自記式質問紙によって調査することが目的。2体の漫才ロボットは、与えられた「お題」に関連する Webニュースに基づき、インターネットから種々の知識を取得して人工知能の力で漫才台本を 1、2 分間で自動生成し、漫才を演じることが可能。甲南大は、実際の医療現場において漫才ロボットが、身体的・ 精神的負担を強いられることも多いがん患者を笑わせることができるかを評価するとともに、現状の漫才ロボットの課題を明らかにし、実用化を視野に共同研究を進めていくとしている。
漫才ロボットによる実証研究は、1月21日、28日(両日ともに15:00~16:30)、場所:大阪国際がんセンター1階・相談支援センター(大阪府大阪市中央区大手前 3-1-69)、
問い合わせ:甲南学園広報部(電話078-435-2314)。
(大学HP:http://www.konan-u.ac.jp/)