2018/06/22
西南学院大は6月21日、2019年度から法科大学院の学生募集を停止すると発表した。これを報じた同大のホームページによれば、以下のように説明している。
「本学の法科大学院は、2004年度に設置され、優秀な法曹を育てるとともに、キリスト教主義に立脚した教育という本学の基本理念を法曹教育においても貫いて、豊かな人間性と寛容さ並びに博愛と奉仕の精神を養うことにも力を注いできた。しかしながら、法曹需要が期待どおりに拡大せず、それに伴い全国の法科大学院の志願者数、入学者数及び司法試験合格者数が減少し、本学においても同様に志願者数、入学者数の減少が続き、近年は財政的にも大変厳しい状況を招いていた。今後も状況の改善を見込むことは困難であると判断し、誠に残念ながら、この度、2019年度以降の学生募集を停止することにした。」