2017/12/07
2018年4月に運営開始する新しい学生寮16件のうち、7件が「首都圏」、5件が「京阪神」と、地方出身者を取り込む手段として学生寮を設置・充実させる大学が多いことが、旺文社教育センターの調査結果より明らかになった。これを報じたリセマム(12/7)によれば、学生寮を有する大学は、国立大ではほぼ全て、公立大では約27%、私立大では約50%と、前年度の状況と大きな変化はなかった。
2018年4月に新入生を受け入れる「新しい学生寮」は、首都圏では足利工業大(2018年4月、足利大学に名称変更予定)の女子学生寮、千葉科学大の女子学生寮、慶應義塾大の元住吉国際学生寮(男女)と綱島SST国際学生寮(男女)、國學院大の男子学生寮まほろば、聖心女子大の女子学生寮、帝京大宇都宮キャンパスの国際学生寮(男女)の7件。また、京阪神では京都女子大の女子学生寮、京都女子大の東山寮、関西外国語大のGlobal Commons 結-YUI-(男女)、神戸薬科大の如修塾(女子、既存の寮のリニューアル)、流通科学大のRYUTOPIA(男女)の5件。地方出身の学生を確保するための手段として学生寮を設置・充実させる大学は少なくないという。