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筑紫女学園大・福岡大:大学に「子ども食堂」開設相次ぐ、運営は学生

2017/09/14

 社会福祉士や臨床心理士を養成する福岡県内の大学で、学内施設を活用した子ども食堂の開設が相次いでいる。これを報じた西日本新聞(9/11)によれば、運営の中心は学生たち。無料の学習支援教室に通う子どもなどへの専門性を生かした支援と同時に、学生の将来を見据えた学びにつなげる狙いもある。筑紫女学園大が8月10日、学内で開いた子ども食堂には県内の中学生12人が参加。社会福祉士を目指す人間科学部の学生らが世話役を担った。食の交流に併せて、子どもに進学への意欲も高めてもらおうと企画した。

 また、福岡大は7月、親に精神疾患のある子ども向けの食堂をスタートさせた。NPO法人などと共催し、運営には看護師や精神保健福祉士のほか、臨床心理士を目指す人文学部の学生も加わる。大学の専門性を生かして、従来の枠組みでは行き届かない子どもを支援するモデルケースとしたい考えだという。

 

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