2017/08/12
長野市の信州大教育学部にあるレンガ作りの建物が、多目的に利用できる施設にリニューアルされた。これを報じたSBC信越放送(8/12)によれば、「赤煉瓦館」はレンガ造りの2階建てで、1階が会議室や事務室、2階がホールになっている。県庁の書籍庫として1895年・明治28年に造られ、当時の長野師範学校が譲り受けて信州大教育学部の書庫として使われていた。
2008年に国の有形文化財に登録されたものの、2014年の地震で内部の壁などが落ちたことから同窓会が5000万円をかけて修復した。8月11日に行われた竣工式には、大学関係者などおよそ40人が出席して完成を祝った。大学では建物を学生や卒業生、地域の人たちに幅広く利用してもらいたいと話している。