2017/05/25
静岡大は5月24日、南海トラフ巨大地震に備え全学一斉の地震防災訓練を静岡、浜松の両キャンパスなどで実施した。これを報じた静岡新聞(5/25)によれば、学生、教職員、地元住民ら約7900人が参加し、大地震発生時の対応を確認した。静岡市駿河区大谷の静岡キャンパスでは、学生が校舎から指定の避難場所を確認しながら移動し、非常食を受け取った。
同大は「大学発行の防災用マニュアルを携行し、津波に備えて自宅の標高を書き込んで」と学生に呼び掛けた。教職員は同学内に設置した災害対策本部で浜松キャンパスと無線で交信し、各部局に指示を出す図上訓練に取り組んだ。非常時にトイレやかまどとして使用できるベンチを実際に組み立てたり、炊き出しを行ったりした。地域住民は学生らの訓練を見学した。