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大学に警告:IPAが大学研究室・部活の放置サイトにイエローカード

2017/03/07

 「学術組織を狙ったウェブサイト改ざんに注意」「放置サイト一掃のため、学術組織のウェブサイトは集中管理を」――IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、こうした注意喚起を227日に発表した。2016年末から20171月にかけて、大学の研究室などのWebサイトが多数改ざんされたことをうけてのもの。その原因は、研究室や部活・サークルなどのサイトのような、学生や在籍期間が限定されている教員が管理しているサイトがあるためだ。

 大学などの学術組織では、オフィシャルなWebサイト以外にも、研究室やサークルなどさまざまなWebサイトが開設されている。しかし、それらのサイトは、使われなくなったあとも放置され、管理が引き継がれずに管理者不在状態になってしまうことがある。そうしたサイトは、管理されなくなったあともインターネットには残っている。そして、放置サイトは、悪意のある者の攻撃を受け、場合によっては訪問者にコンピュータウイルスを送り込まれることもある。管理者は、注意が必要だ。

 

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