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2020年新テスト:国大協が国立大2次試験で長文記述式問題を課す

2016/12/09

国立大学協会(国大協)は128日、大学入試センター試験に代わる新テスト「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」が始まる2020年度から、国立大の2次試験などで国語を中心に全受験生に高度な長文記述式問題を課す方針を決めた、と読売新聞(12/9)が報じた。同紙によれば、新テストの国語で出される80字程度の短文記述式問題も全受験生に課す。

長文式は、2次試験で各大学が独自に作問するか、複数の大学で共通問題を作成する方式のほか、作問が困難な場合、大学入試センターが作った問題を2次試験で出す方式と、新テストの国語で出される200300字程度の長文式問題を課す方式の4パターンを示した。文科省は当初、新テストの長文式問題の実施を2024年度からと想定していたが、「短文式だけでは思考力を測れない」といった大学側の声などを受け、短文式と同時期の2020年度から実施する方針に変えた。

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