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北九州市の施策:地元就職学生らの奨学金返還支援、定住が条件

2016/12/06

 北九州市は12月5日、学生の市内での就職や定住を促すため、貸与型奨学金の返還を支援する制度を検討していることを明らかにした。これを報じた朝日新聞(12/6)によれば、市内外の大学などに通う学生が、市内で就職して定住すれば、奨学金の返還を市が一部支援する。今年度中に制度設計を終え、2017年度の一般会計当初予算案に周知のための費用を計上する方針だ。

 市によると、制度は自治体や日本学生支援機構などさまざまな団体が貸し付ける奨学金を想定。毎月の返済額について、上限を設定して支援する。支援額や対象とする学生の範囲、就職先となる企業の業種などは検討中という。

 

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