2016/09/21
日本英語検定協会は9月20日、過去に実用英語技能検定を受験した者が自身の成績を英検CSE2.0スコアに換算できるサービス「英検CSE2.0スコア確認システム」を、Webにて提供開始した。これを報じたリセマム(9/21)によれば、利用対象は2005年度から2015年度までの受験者。「英検CSEスコア」は、ユニバーサルなスコア尺度CSEを英検の階級で表記したもの。国際標準規格CEFRに対応し、英語の4技能のスコアとトータルスコアが表示されるため、今の英語力とポジションがひと目でわかる。
日本生涯学習総合研究所と日本英語検定協会は、2014年9月に「CSE1.0」を、2015年12月により精度の高い「CSE2.0」を開発。2016年度第1回検定より、成績表にはすべての級で合否に加え「英検CSEスコア」が表示されている。「英検CSE2.0スコア確認システム」は、受験者が過去の成績を英検CSE2.0スコアに換算できるサービス。今後入試に英検を採用しその基準を英検CSE2.0スコアで掲示する大学が増加することが予想される中、受験者がこれまでの英語力の伸長度を客観的に把握し、より定量的に目標設定することができる。