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　2016年卒業生を対象にした「有名企業400社の実就職率ランキング」を発表した東洋経済（9/10）が話題になっている。そのオンライン情報によれば、「有名企業400社」は、日経225の採用銘柄をはじめ、会社規模や知名度、人気企業ランキングなどを参考に選定している。そうした企業への実就職率(就職者数÷＜卒業生数-大学院進学者数＞×100)が高い大学順にランキングにした。対象は大学通信が実施したアンケートへの回答大学568校(9月7日時点)のうち卒業生数が100人以上の大学となっている。ランキング中、有名企業400社への就職率が3割を超える大学は22校ある。その中には、東京女子大(15位)、聖心女子大(16位)、日本女子大(19位)、学習院女子大(20位)、白百合女子大(22位)と、女子大が5校入っている。

　金融の採用者が増えたこともあり、3大メガバンクの就職者は、日本女子大が101人、東京女子大が76人と多数。航空会社の就職者が多いことも特徴で、全日空と日本航空の就職者の合計数は、日本女子大が27人、東京女子大が25人、白百合女子大が24人となっている。この3大メガバンクと全日空、日本航空の就職者の合計が、卒業者数に占める割合を見ると、学習院女子大が13.3％、聖心女子大が12.4％、白百合女子大が12.2％、東京女子大学が10.2％、日本女子大が8.2％となっている。