2016/09/04
学力低下に、人口減少、何よりも学術論文の数が少ないなど、将来的に日本からのノーベル賞受賞者は、減ってしまう可能性がある。そんな話が出てきて久しいが、このランキングを見ると少し希望を持てるかもしれない、と情報提供社のZUU(9/4)が報じた。ロイターによるの最新版が発表され、日本からは9校、韓国からは8校がトップ20入りという快挙を成し遂げた。上位にランクインした学校数では、最多となった日本だが、順位では1位に輝いた韓国科学技術院(KAIST)を始め、韓国勢に若干押された。
評価にはロイターのデータ網を用い、アジア圏から150校を選出。10項目(特許数、特許の成功率、被引用回数、学術論文数など)を評価基準に、各校の技術開発力や世界経済推進への貢献度などを測っている。日本の大学は2位:東京大、4位:大阪大、6位:東北大、7位:京都大、10位:慶應義塾大、12位:東京工業大、18位:九州大、19位:名古屋大、20位:北海道大など9校。国際化の遅れなどで、中国・インドが振るわなかった見られている。