2016/06/15
新潟大の高橋姿学長が6月14日、新潟市役所に篠田昭市長を訪ね、2017年度に新設を計画している「創生学部」と工、理、農の3学部の定員増や学科の集約が、8月をめどに文科省の大学設置・学校法人審議会で正式に認められるとの見通しを報告した、と産経新聞(6/15)が報じた。同紙によれば、創生学部(定員65人)は、22の領域の中から学生が自ら専門分野を選んで目標を定め、学外でも活動しながら学習を深める課題解決型のスタイルをとる。
報告後の記者会見で高橋学長は「グローバルな展開に直面しても臆することなく行動できる人材を育て、県内に定着すれば新潟にとっても有益になる」と狙いを話した。創生学部では1、2年生の課程にインターンシップが組み込まれており、同市は行政の現場で迎え入れるといった協力をする方針。篠田市長は「地域の課題解決に意欲のある学生が育ってほしい」と期待した。