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  地域限定で規制を緩和する「国家戦略特区」に指定された千葉県成田市に4月4日、特区の枠組みで医学部設置を目指す国際医療福祉大成田キャンパスが開学し、看護学部と保健医療学部の約370人が入学した、と時事通信（4/4）が報じた。その情報によれば、医学部は来年4月に開設予定で、3月末に文科学に認可を申請した。

  医学部は1979年の琉球大以来、国が長年設置を認めてこなかった。4月、東日本大震災からの復興支援目的で37年ぶりの新たな医学部が東北医科薬科大（仙台市）に誕生したが、国際医療福祉大で認可されれば、それに続く新設となる。同大は大学設置基準を上回る200人以上の教員を確保し、定員140人の学生のうち14％を留学生にするとしており、特区を活用した医学部の条件とされた「世界最高水準の国際医療拠点」として認められることを目指す。