2016/03/18
厚労省は3月18日、医師国家試験と歯科医師国家試験の合格発表を行った、と総合情報のリセマム(3/18)が報じた。それによれば、医師合格率は91.5%、歯科医師合格率は63.6%。医師合格率は、1985年以降最高となった第109回の91.2%よりさらに0.3ポイント増加し、過去最高となった。第110回医師国家試験は2月6日から8日に実施され、出願者数は9759人、受験者数は9434人だった。合格者数は8630人で、合格率は91.5%。
第109回歯科医師国家試験は1月30日と31日に実施され、出願者数は3706人、受験者数は3103人だった。合格者数は1973人で、合格率は63.6%。前年合格率の63.8%比べ0.2ポイント減。このうち、新卒者の合格者数は1436人、合格率は72.9%で、前年の73.0%と比べ0.1ポイント減少した。昨年同様、どちらの試験も新卒者の合格率が高かった。