2016/01/21
岐阜大は1月20日、4月から地域科学部に「国際教養コース」を新設する、と朝日新聞(1/21)が報じた。同紙によれば、日本文化と異文化の双方を理解し、グローバルに活躍できる人材を育成する狙いがある。主に外国の異文化への理解を深めるため、日本人学生に1年間の留学を必修とし、渡航費の半額を補助する予定。協定先の米国や中国、タイなど海外の47大学と1機関への留学では、そこで取得した単位も卒業に必要な単位として認められる。
学内ではこれまで独力で留学する学生もいたが、留学先の単位が認められないため留年する場合もあった。このコースでは留年せずに留学できるのが利点になる。地域科学部(定員100人)のコースは国際教養で6つ目。希望に応じて各コースを選ぶことができ、国際教養を希望する学生数は約10人を見込んでいる。