2021/09/08
医師不足という大きな課題を抱える新潟県。医師確保に向け県は9月8日、大学医学部「地域枠」の拡充に向け、調整を行っていることを発表した。地域枠とは、卒業後、県内の指定医療機関で9年間働くことにより、貸し与えられた修学資金の返還が免除される制度。 県は医師不足を解消しようと、2009年度からこの取り組みを開始している。
今年度は新潟大・順天堂大など4大学33人分が設定されているが、来年度は東邦大・東京医科大・杏林大を新たに追加し、7大学53人になるという。今後、各大学から国に認可申請を行い、全て認められれば正式に決定する。