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　新型コロナウイルスの影響で家庭の収入やアルバイトが減り、学業を続けるのが難しい学生を支援するため、三重県は6月22日、奨学金を受けている学生に1万円分の食事券を配布すると発表した。
　三重県ホームページによれば、対象の奨学金は、「日本学生支援機構の第一種、第二種奨学金の受給者」「その他地方公共団体、民間育英団体、大学等の奨学金の受給者」「大学等が独自に支援対象としている留学生」など。
　配布されるのは三重県内の飲食店327店舗で使える500円分の食事券20枚で、県内の大学や短大、高専などに通う学生のうち、約8000人が対象。
　一度に使用できる枚数は2枚までで、有効期限内（12月31日）に限り利用可能。学生への食事券の配布は全国の都道府県で初めてで、三重県では学生の生活を支えるほか、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減った県内飲食店の支援にもつなげたいとしている。