2019/06/28
東海大学の6月3日付ホームページによると、同大学文化社会学部北欧学科は5月31日、湘南キャンパスにおいて、デンマークの「望星国民高等学校」との合同授業を行った。
望星国民高等学校は、デンマークのプレスト市にある、17歳以上の成人を対象とした寄宿制の教育機関(国民高等学校)。毎年春と秋に実施しているこの合同授業。今回は、デンマークから日本に関心をもつ35人が来校し、同大学からはデンマーク語やノルウェー語、スウェーデン語を学ぶ1、2年生を中心に約60人が参加した。授業では両国の学生が5、6名のグループに分かれて懇談。お互いの国に興味を持った理由やそれぞれの国の魅力を伝え合った。デンマークのある学生は、「日本のアニメに興味を持ったのがきっかけで、いつか日本に行ってみたいと思っていたのでとてもうれしい」と参加の感想を語っていた。学生たちは両国の地図を広げたり、スマートフォンで写真を見せ合ったりしながら、観光地や文化を紹介し、記念写真を撮りながら交流を深めた。
同日午後には望星国民高等学校のケネット・レッスロウ校長が東海大学の山田清志学長、同大学芸術工学部元教授で北欧デザインの研究者である織田憲嗣名誉教授と会談。同大学とデンマークの交流の歴史、両校への期待やデザイン教育、研究の成果などについて語り合った。
(東海大学HP:https://www.u-tokai.ac.jp/international/news/detail/post_175.html)