2019/06/12
日本工業大学と包括的連携協定を締結している杉戸町(埼玉県北葛飾郡)では、同大学の学生が設計した役場屋外喫煙所を設置することになり、6月22日にその設計コンペが開催される。
今回の学生参加による役場屋外喫煙所の設置計画は、同大学建築学科「木造建築工房」の授業の一環として杉戸町から依頼を受けて行うもので、設計コンペでは杉戸町副町長、町関係各課長や日本工業大学教授陣が審査員を務め最優秀作品が決定される。最優秀作品は、実際に役場屋外喫煙所の設計図面として採用され、施工・設置にも学生が参加する。同大学で開催される設計コンペは、4チーム(計15人予定)による屋外喫煙所・設計案のプレゼンテーションが行われ、その後、6月から7月にかけて実施設計、8月から9月に施行、完成する予定。
日本工業大学と杉戸町は、両者の密接な連携により、杉戸町の地域課題に迅速かつ適切に対応し、より魅力あふれる地域の創生を目指すと同時に、さまざまな分野で人的・知的資源の交流・活用を図ることなどを目的に、2015年に包括的連携協定を締結した。