2019/06/10
関西大学図書館では、読書啓発運動の一環として、本選びに悩む学生と書籍とのマッチングを目的とした、プロの書店員やバイヤーによる「オーダーメイド選書」の取り組みを2019年4月から6 月中旬までの期間、実施している。
同大学では、2018年から大手書店「丸善雄松堂」「紀伊國屋書店」とのコラボ企画『新入生に贈る100冊』を実施。今回の「オーダーメイド選書」は『新入生に贈る100 冊』第2弾として今年度に選定された本を対象に紹介する。学生が 5つの簡単な質問からなる読書カルテを提出すると、後日、本のプロフェッショナルから選りすぐりの 1 冊がメッセージとともに届けられるという仕組み。読み終えた後、感想文を選者に提出した学生には、選者から返事とともに図書館グッズが進呈される。
関西大学の図書館では、『新入生に贈る100 冊』を活用した様々な読書啓発運動を企画・展開中。今回の企画のほかに、本についての理解を深めることを目的とした編集者との交流会「本問答」や、映画と原作を二重に楽しむ「映画上映会」などのイベントも近日中に開催予定。図書館では電子ブックサービスも導入・運用しており、『新入生に贈る100 冊』の書籍についても、そのほとんどを電子ブックとして読むことができる。
(関西大学HP:http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2019/No14.pdf)