2019/04/22
早稲田大学が、所沢キャンパス(埼玉県所沢市)に新たに建設する「研究員宿舎等(仮称)」の新築工事の起工式が2019年3月28日、田中愛治総長をはじめ大学関係者や設計及び施工関係者列席のもとに行われた。
同大学所沢キャンパスの研究員宿舎等(仮称)は、国内外の著名な研究員等を招聘し、所沢キャンパスでの教育研究活動を一層活性化させることと、所沢キャンパスを活動拠点とする体育各部の学生寮としての利用を目的に建設される、地上5階・収容人員107名の宿舎。2018年10月31日には、所沢市とともに、東京2020オリンピック競技大会におけるイタリア代表チームの事前キャンプ地に関する正式契約締結式を行い、大会期間中はイタリア代表チームの選手・関係者の宿舎としても利用される予定だ。田中愛治総長は起工式後、「事前キャンプでは多くの学生や市民がボランティアとして活躍することとなるでしょう。今回の起工式がハード、ソフトの両面でのオリンピックレガシー創出の第一歩となると確信しております」などと語り、同宿舎の起工を祝した。
宿舎1階には食堂・ミーティングルーム等の共用施設を配置し、居住者間の日常的なコミュニケーションを促進する計画。2~5階には、a・bの2タイプ、計107室の寮室が配置される。2020年4月末の完成予定。
(早稲田大学HP:https://www.waseda.jp/top/news/64367)