2019/04/12
同志社女子大の3月16日付ホームページによると、同大現代社会学部社会システム学科の日下菜穂子教授は、自らが主宰する「ワンダフル・エイジング・プロジェクト」において、臨床心理学・認知心理学・精神医学の知見から、人生後半を豊かに生きるためのプログラム開発と地域での活動を行っている。
ワンダフル・エイジング・プロジェクトは、人生後半の豊かな生き方、ワンダフル・エイジングの実現のために、高齢者の生きがいの創造を支援するプロジェクトで、人生100年時代に対応する人生設計の生きがい創造のプログラムの開発・実践や,コミュニティのつながりを主体的な学びを通して形成する場を構築する研究などの活動を行っている。
2018年度に日下教授が担当した「インターンシップⅡ」では、2020年度から小学校の必修科目となる「プログラミング教育」の授業内容を、地域の高齢者や大学生たちと協働しながら考えてきた。コミュニケーションロボット「ロボホン」をプログラミングして、音楽に合わせてダンスさせるなど、小学生に対する効果的な授業方法を開発する中で、学生たちは個々の能力を高め、多世代の信頼と希望を醸成するコミュニケーション形成を図ることができたという。
(大学HP:https://www.dwc.doshisha.ac.jp/faculty_dep_info/social/system/topics/11026)