2018/03/22
文科省は世界最高水準の研究を目指す「指定国立大学法人」に名古屋大を指定した。これを報じた東海テレビ(3/22)によれば、名古屋大では東海地方の他の国立大の運営など束ねる全国でも珍しい構想を打ち出している。「指定国立大学法人」は国の研究や教育水準の向上とイノベーション創出を図るため文科省が公募を受け指定しているもので、すでに東京大や京都大が指定されているが、3月20日、名古屋大も追加された。
名古屋大は指定にあたり「マルチ・キャンパスシステム」を提案していて、岐阜大など東海地方の国立大と法人を統合し、研究機能の強化や資金の増加を目指すとしている。名古屋大は来月にも法人統合が可能かどうか、他大学と正式に協議に入ることにしている。