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　文科省は2月21日、2040年度の大学進学者数が、2017年度より2割少ない約50万6000人になるとの推計を中央教育審議会の部会に示した。これを報じた読売新聞（2/23）によれば、大学進学率は57％（2017年度53％）に増えるが、少子化の進行に追いつかず、入学定員の充足率は現状の104％から84％に落ち込む見通しだ。大学進学者数の推計は、2014～17度の大学進学率の伸びや18歳の推計人口などを基に、2040年度までの数字を割り出した。

　進学率は2017年度が52.6％（男子55.9％、女子49.1％）で、2040年度の推計は57.4％（男子58.4％、女子56.3％）。女子の伸び率が男子に比べて高く、全体では4.8ポイント増える。進学者数は2017年度が62万9733人で、2040年度は19.6％減の50万6005人になると推計された。