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志願者動向:浪人生がじわり増加…景気回復などが影響か、2年連続の上昇

2018/01/11

 大学入試センター試験が1月13日から2日間の日程で始まる。今年は志願者全体に占める浪人生の割合が前年比0.6ポイント増の17.8%に上り、2年連続の上昇となった。これを報じた読売新聞(1/11)によれば、浪人生の割合はセンター試験開始後から低下傾向が続いていたが、予備校関係者は「景気回復と大学の定員管理の厳格化が影響したとみられる」と分析している。

 大学入試センターによると、今年の志願者数は58万2671人(前年比6704人増)。このうち浪人生は10万3948人(同4830人増)となった。センター試験は1990年に始まり、翌91年には浪人生の割合が最も高い38.1%に達した。しかし、バブル経済崩壊後の不景気や少子化を受けて現役志向が強まり、2016年には過去最低の17.1%に低下していた。

 

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