2018/01/11
京都市北区の立命館大アート・リサーチセンターで、日本の歴史に登場する女性たちの活躍を紹介する企画展「女英雄展-名を残した女たち」が開かれている。これを報じた京都新聞(1/11)によれば、同大の文化芸術ゼミ生が中心となって企画。歴史の混迷期に活躍した女性を、絵画史料を中心に紹介している。
会場では「源平合戦」や「太平記」などの混乱した時代に生きた女性たちの史料が多く並ぶ。都随一の美女とされた常盤御前、源義経をしのんで舞った静御前、若い頃の義経と出会った浄瑠璃御前、木曾義仲とともに戦った巴(ともえ)御前などおなじみの女性たちが色鮮やかな錦絵で描かれている。展示以外にもホームページにデジタル画像を掲載している。1月20日まで(土・日曜と祝日休館、20日開館)。午前9時半~午後5時。無料。20日午後0時半からスタッフの解説がある。