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　岐阜県大垣市の岐阜経済大は3月13日、消防団員不足に悩む市と連携し、消防団に加入する学生に対し、新年度から返済不要の奨学金（月1万円）を支給する、と毎日新聞（3/14）が報じた。同大によると、こうした制度の導入は全国の大学で初めて。大垣市の消防団は、2016年4月現在で750人の定員に対し699人と定員割れが続き、学生団員はいない。

　市も新年度から、市内の大学や短大など6校に通う学生に月1万円を支給する奨学金制度の導入を表明している。火災の発生などによる消防団の要請で、学生が授業やテストを受けられない場合、公欠扱いにする。同大の竹内治彦副学長は「全国の先駆けとして続けていきたい」と話している。