2016/08/31
横浜国立大は8月29日、50年ぶりの新学部となる「都市科学部」を2017年4月より設置すると発表した。これを報じた総合情報のリセマム(8/31)によれば、人文社会科学教育や建築学、都市基盤学などを取り入れた文理融合教育で都市問題を科学的に学び、都市を担う人材育成を目指す。組織改編について、第一段階として認められた教育人間科学部、経済学部、経営学部、理工学部の組織改編と合わせ、文理融合の蓄積を生かした教育を行う。
都市科学部は、都市社会共生学科(入学定員74人)、建築学科(同70人)、都市基盤学科(同48人)、環境リスク共生学科(同56人)の4科からなり、入学定員は合計248人。2017年度の学部は、教育学部、経済学部、経営学部、理工学部、都市科学部の5学部となり従来の4学部から増えるが、学部学科の移管や改組により新入学定員の総数は2016年度と変わらず1662人となる。都市科学部の2017年度入試では、一般入試のほかAO入試、私費外国人留学生入試およびYCCS特別プログラム入試を実施する。