2016/07/03
福井県へのU・Iターンを促進しようと、県は県内企業に就職する県外大学生らの奨学金返還を支援する、と福井新聞(7/3)が報じた。同紙によれば、福井県内に定住し、人材が不足している建設業や薬剤師などの技術職に5年間勤務すると、最大100万円が助成される。7月20日まで申請を受け付けている。
対象は日本学生支援機構から奨学金の貸与を受け、来年3月に県外の大学、短大、大学院、高専、専修学校専門課程を卒業する見込みの人。県内で来年4月から農林漁業、建設業、情報通信業、薬剤師、看護職、歯科衛生士――の業種に正規雇用で技術職として就職することが条件となる。助成額は返還計画に基づく通常の奨学金返還額の5年分(年上限20万円)。募集人数は30人。申請書のほか、大学などの在学証明書、直近の学業成績証明書、小論文の提出が必要。全申請者の面接を行い、認定する。