2016/04/09
静岡大は2016年10月、静岡キャンパス(静岡市駿河区)で実施する現代教養科目に囲碁を使った授業を開講する、と静岡新聞(4/9)が報じた。同紙によれば、囲碁を用いた授業は県内の大学で初めてで、大局観や論理的思考、集中力などを養うことが目的。対象は2年生。実技に加え、囲碁の歴史や、コンピューターや文学との関わり、国際化などについての講義がある。
同大教授のほか、日本棋院静岡支部に所属する非常勤講師が指導する。同大によると、囲碁を用いた授業は1月までに東京大や慶應大など24大学が導入している。構想力や失敗を克服する力を身に付けたり、世代間交流を楽しんだりするために授業に取り入れる小中高校も増えているという。